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紛らわしい植物 ジャスミン

ジャスミンは、香りの媚薬として知られていて、女性ホルモンバランスを整えたり、リラックス効果あります。
■子宮収縮作用がある為、妊娠中は注意が必要です。

※特に成分を抽出したアロマオイルは、成分が濃厚なため使用を控えた方がよい。

近所やお庭に植えてある程度であれば、特に心配なし

 

●茉莉花(アラビアジャスミン) モクセイ科ソケイ属
常緑半つる性 香りが強く、ジャスミン茶などに使われる品種

●ハゴロモジャスミン       モクセイ科ソケイ属 春咲き
常緑つる性 花付がよい

●ホワイトプリンセス(コモンジャスミンの改良種 四季咲き)
常緑つる性  香料に使われる品種
カロライナジャスミン      マチン科ゲルセミウム属
「ジャスミン」という名前が付いているが、モクセイ科ソケイ属のジャスミンとは全く違う
全草にゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビリンなどの有毒成分を含む有毒植物
(特に、根茎にシクトキシンを含む)
脈拍増加、呼吸困難、中枢神経刺激作用、血圧降下、心機能障害などを起こす。
ジャスミンティーとしてカロライナジャスミンの花に湯を注いだものを飲み、中毒症状が出た事例あり

一言に「ジャスミン」と言っても、品種によって違います。

よく調べてから、栽培しましょう

有毒な植物

植物には、有毒なものが沢山あります。

有毒植物が、漢方や薬として使われる事もあります。
ただ、素人が安易に口にしてはいけません。

根に毒があるもの。。。
球根に。。。
花に。。。
枝を切った際の汁液に。。。など、様々な毒があります。

皮膚のかぶれなど軽度なものから、死に至る猛毒まで。。。

公園や広場など身近な場所にも、有毒な植物は存在します。
自宅で栽培する前にも、必ず調べましょう。

子供が触ったり、誤食しないように意識する事も重要です。

「剪定後の汁液に子供が触れて、皮膚に炎症が起きた」
「庭に落ちていた種を誤食し、嘔吐した」
などの事例も沢山あります。

大人でも野菜と似ていて、紛らわしい植物を誤食してしまう場合もございます。
有毒植物を一部ですが下記に記載しました。
・シクラメン  【根 茎】 ※嘔吐、下痢、痙攣、皮膚炎、胃腸炎
・ジキタリス  【全草】 ※嘔吐、下痢、不整脈、重症の場合心肺停止
・スズラン  【全て】 ※嘔吐、下痢、不整脈、血圧低下、重症の場合心肺停止
※活けた水の誤飲で死亡例あり ペットにも注意
・イヌサフラン  【球根 葉】 ※嘔吐、下痢 ゆっくりと苦しみながら死に至る為 別名「冷血な殺人鬼」
※ギョウジャニンニクと誤食で死亡例あり
・クリスマスローズ  【全草 汁液】 ※皮膚炎、水泡、不整脈
・クレマチス  【全草】 ※嘔吐、下痢、胃腸障害
・スイセン  【葉 球根】 ※嘔吐、下痢、皮膚炎、呼吸困難、中枢神経麻痺
※ニラやアサツキとの誤食で死亡例あり
・フクジュソウ  【全草】 ※嘔吐、下痢、呼吸困難、心臓麻痺
・ドクゼリ  【全草】 ※嘔吐、下痢、腹痛、痙攣、呼吸困難、意識障害
※セリとの誤食で死亡例あり
・ヒヤシンス  【汁液 茎 花 葉】 ※嘔吐、下痢、皮膚炎、
・シキミ  【全草 特に実】 ※嘔吐、痙攣、意識障害 八角との誤食
・カロライナジャスミン  【全草】 ※めまい、呼吸低下、心肺機能低下
※ジャスミンティーとの誤飲などで死亡例あり
・ペニーロイヤルミント  【全草】 ※嘔吐、下痢、痙攣、子宮収縮 妊婦は要注意
・ジンチョウゲ  【樹液】 ※皮膚炎、水泡、化膿
・キョウチクトウ  【花 葉 枝 根 果実全ての部分と、周辺の土壌 燃やした煙】 猛毒
・彼岸花  【全草】 ※嘔吐、下痢、樹液によるかぶれ
・アセビ  【葉 樹皮 花 種子】 ※嘔吐、下痢、呼吸困難、神経麻痺
・トリカブト  【全草 花粉にも毒】 猛毒 下痢、嘔吐、麻痺 呼吸困難、昏睡状態
・シャクナゲ  【葉】 ※痙攣、嘔吐、麻痺、呼吸困難 昏睡状態
・カラー  【全草】 ※嘔吐、刺激性皮膚炎、喉の激痛
・キバナフジ  【全草】 ※激しい嘔吐 痙攣 昏睡状態
・キンポウゲ  【全草】 ※汁液が傷口に触れると中毒症状 嘔吐、下痢、幻覚
・エンジェルトランペット  【全草 種子】 ※めまい、幻聴、呼吸困難 汁液が目に入ると失明
※ゴマ粒大の種子10粒で死亡例あり
・アジサイ  【蕾 葉 根】 ※過呼吸、痙攣、麻痺 死亡例あり
・グロリオサ  【全草】 ※嘔吐、下痢、臓器不全 死亡例あり
・朝顔  【種子】 ※嘔吐、下痢、腹痛、血圧低下
・夕顔  【全草】 ※嘔吐、下痢、腹痛、※ひょうたんとの誤食で中毒症状
・オシロイバナ  【全草】 ※嘔吐、下痢、腹痛
・アネモネ  【全草 汁液】 ※皮膚炎、水泡、化膿
その他にも有毒な植物は沢山あります。

きちんとした知識の上、栽培を楽しみましょう。